打海文三 ぼくが愛したゴウスト

ぼくが愛したゴウスト

ぼくが愛したゴウスト

春休みがむしゃら読書第1弾(まだ春休みに入ってないけど)。
この本、確かロフトの伊坂書店にあったようななかったような。


11歳の主人公、翔太(ぼく)がバンドのライブの帰り道に知らずと別世界に迷い込んでしまうお話。


結局、何で別世界に突然来たのかっていう明確な原因は分からなかったけど
(それでも推測や憶測はいっぱい出てきたけど)、
翔太が変わっていく姿をみるのは興味深かったです。
もうちょっというなら、元の世界の家族や隆志の様子を
書いてほしかったかも。
なにか、自分の根幹を揺るがすことがあっても、
自分と同じ境遇の人が、自分と一緒にいてくれる人がいたら
どうにかやっていけるのかな。
私にもそんな経験はありますけどね。