映画 アヒルと鴨のコインロッカー

観た!!!
公開初日の今日観た!!!



以下ネタバレありの感想。[追記あり]
























先に言っちゃうと、やっぱり原作越えはならなかったですね。個人的に。
あと期待しすぎてたのかな。すっごく楽しみにしてたほどの出来ではなかった気がする……。
でも動く河崎や琴美や椎名を見れたのはおもしろかった。
昨日行った八木山動物公園はじめ知ってる場所がたっくさんでてきたのが無性に嬉しくてスクリーン見ながらニコニコしてた!
そして私がエキストラででたとこで自分がちょっとだけ映ってたのも嬉しかった。


どうでもいいですが、本屋の店員のお姉さんの方言がキツかったのとかはなんとかならなかったのでしょうか。
あくまで私の感覚ですが、仙台の若い人はあまりなまりはないと思うんですよ。
原作でも確か店員さんは標準語だったよなあ。


あと、最後の方で、麗子が仙台駅東口に車止めて河崎に「自首しなさい」っていうシーン、
あきらかに(エキストラではないであろう)通行人がカメラの方みてたから不自然だったYO!


それから、仙台のバスは真ん中のドアから乗って運転手さんの横のドアから降りるのに、
映画では前乗り中降りになってた……。シーンの都合上仕方ないのかもしれないけど。


で、仕掛け。
白黒の場面はドルジ(河崎)の想像の世界ってことかな?
原作読んでたためか「すっごいこの仕掛け、よく考えたなあ!」ってほど感心はしませんでした。。。


なんてけっこうなこと書いちゃってますが、
映画はおもしろかったですよ!
ただ私の期待が強すぎただけで。
作中で「神様」と称されたボブ・ディランの歌声が話にとても自然にしみこんでいたし、
本屋襲撃のときの椎名の挙動不審っぷりは笑えたし(>m<*)
ドルジの過去の回想の直後に、椎名が歌う「風に吹かれて」が聞こえてきたときにはちょっとうるっときてしまいました。このシーン観れたことが1番嬉しかったかもしれない。確か原作でもちゃんと描写されてなかったはず。
琴美も河崎もいなくなったあとにふと流れてきた新しい隣人が歌うディラン、この歌声がドルジを江尻への復讐に向かわせたんだろうな。きっかけというか、吹っ切れたというか、ずっと縮みっぱなしだったバネがぽんと伸びてったような。うまく表現できないけど。
映画を観終わった後はしばらく「風に吹かれて」が頭の中に流れ続けること間違いなしですよ!