限られた贅沢

だいぶ前に書き留めておいた話ですが。


2ちゃんねるで、
「ワンコインで出来る最高の贅沢を考えよう」
ってのがあって、
500円で出来る贅沢をみんなが考えて書いてたらしい。


例えば、


「古本屋で105円の本を4冊買って
陽の当たる公園のベンチでゆっくり読書」


「500円を全て1円に両替して500回募金」


「100均でプランターや種を買って家庭菜園」


など。


これについて、R25でこう解説している人がいた。


「限られた条件の中で楽しめる人は、いつの時代でも強いのです」


これについてではないけど、NHK BSのジェネレーションYっていう番組にでてた在日タイ人の方は、こう言っていた。


「お金はショートカット」


生活の中で、「限られていない条件」って、そうそうない。

主婦は毎月の収入でやりくりしてるし、
学生は試験までの時間が刻一刻と迫ってるし、
営業職は予算内におさまるような商品提示してるし、
事務職は書類の締め日までに処理終わらせてるし、
スポーツ選手は自分のコンディションがトップの時に試合日がきてくれる訳じゃないし、
旅行にいくときだって予算や期間は限られてる。


限られた予算、
限られた時間、
限られたスペース、
限られた条件。


けれど。


限られている=不足している、ではない、と考えたら。


回り道を無駄ではないと思えたなら。


工夫すれば、頭使えば、いくらかでも、いくらでも、状況をよくできるんじゃないか。


ワンコインでできる最高の贅沢。


そういうアイデアを出す作業を楽しめるなら素敵だな。




もうすぐ新しい年だ。