新春対談


伊坂さん好きすぎてカテゴリを作ってしまった今日この頃。


今日付けの河北新報伊坂さんと伊集院静さんの新春対談が載ってました。
仙台について、小説について、執筆スタイルについてなどお2人が語り合ってます。
その中で、伊集院さんがこんなことを言っておられました。


「……仕事が順調な人とか、毎日が楽しい人には、小説は
 そんなに必要ないわけです。
 小説は、どうしてこんな悲しみが降りかかってくるのだろうとか、
 どうして自分はこのことが乗り切れないのとか、そういう
 精神に身を置かざるを得ない人々にとって必要なんです。
 人間は悲しみを抱えざるを得ない存在だから、
 小説が絶えることはなかったんですよ。」


ふむふむ。
確かに、自分の普段の生活で何かが足りないとしたら、
それを補うために小説を読むのも1つの手ですね。
それはなにも小説に限ったことではなく。
私は2ヶ月おき位にやたらと本が読みたくなる時期があるのですが、
そのときはもしかしたら何か
煮え切らない日々が続いたり、
日常の中の刺激があまりにも少ないときなのかもしれません。


それから、「直木賞候補に伊坂さん」という見出しも発見しました。
「死神の精度」でです。
伊坂さんはこれまでに何度か候補になったことがあるそうで。
受賞するといいですね。
同じく直木賞候補に恩田陸さんも選ばれてました。
こちらは「蒲公英草紙」で。
恩田さんの本で「光の帝国」は読んだことがあります。
あれも確か常野のお話です。
恩田さんの本、読みたいのいっぱいあるのですが
ほとんどが長編なので気構えがいるんだよなあ。
さて、何から読もう。


ところで。
今日はこれをゲットしました。

砂漠

砂漠

といっても図書館で借りただけです。あぁ。
これから読みますよ。うひひ。
テスト前だけど。


光の帝国 常野物語 (集英社文庫)


蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)