chapter3


前回のchapter2はお父さんがサツキに勝手口を開けてくるように頼んだ場面まで。
chapter3はサツキとメイが勝手口を探すところから始まります。


2人は家の周りを走りながら探すのですが、
そのしょっぱなの場面、サツキの走り方が
英語の字幕で[imitating airplane]と表現されていました。
飛行機ごっこ再登場かい!!(笑:chapter2レビュー参照)
まあ、飛行機と言えなくもない………ごにょごにょ
この場面で、サツキがメイに「ほら、早く」とせかすセリフが
英語では"♪You can't catch me〜"とちょっとした歌に(笑)。
それに"Can, too"と答えるメイもかわいいものです。


2人は勝手口を発見。戸を開けると、大量の黒いものが一斉に逃げていきます。
(この時の効果音はwhoosh)
このことを2人がお父さんに報告。「リスかい?」とたずねるお父さんにサツキは
「わかんない。ゴキブリでもないネズミでもない黒いのがいーっぱいいたの!」と答えます。
ここ、英語で"Maybe they were cockroaches but there were millions of them!"でした。
訳をつけると「もしかしたらゴキブリかも。だけどそれがいーっぱいいたの!」です。
日本語の「ゴキブリでもない」というサツキの推測が無視されてるし(笑)
というか、あんだけおびただしい数のゴキブリがいたら私なら即引っ越します。


お父さんは2人に
"Well, I'm pretty sure they were dust bunnies.(こりゃまっくろくろすけだな)"
と教えてあげます。
dust bunniesが「まっくろくろすけ」です。単数形はdust bunny。
bunnyって辞書引いてみたら、
いくつかの意味の中で「〜な人(やつ)」というのがありました。おそらくこれでしょう。*1
まっくろくろすけについて知った2人はここで
「♪まっくろくろすけ出ておいで〜 出ないと目玉をほじくるぞ〜」と
歌います。
ここは英語では歌ではなく"Come out! Come out! Come on out!"を
ひたすら繰り返すだけになってました。
目玉をほじくらないだけ日本語版よりもおてやわらかな様です(笑)。


その後2人は家で2階に続く階段を探し、見つけたところでchapter3終了。
ちなみに私の家は階段を探そうとしたら2秒で見つかるような家です(誰も聞いてない)。


○chapter3で気になった表現


・待ってー! Wait on!
・そこはお風呂だよ Bathtabs are in there.*2
・いないね Nothing up there.
・あれー? Nope!
・さ、仕事仕事 Let's get to work.*3

*1:ジーニアス英和大辞典・大修館書店より

*2:Bathtabs〜と複数形なのは草壁家に浴槽が2つあるからです。丸い浴槽が大きいのと小さいのの2つ。周りを囲むとひょうたんのような感じです。

*3:get toが入ることで「仕事にとりかかる」というニュアンスになります。ここ、私なら"Let's work."となってしまう↓↓こなれた言い回しがなかなか身につかなくって