chapter10

後半戦いきます。おっしゃー!!
朝、サツキがおばあちゃんちにメイを預けるところからchapter10スタート。
朝早くから自分の家にやってきたサツキとメイを見たカンタ、小首をかしげてます(笑)。


場面は学校へ。
サツキとカンタは同じクラスだったんですね。あと、Michiko(みっちゃん)は本当にサツキの隣の席でした(笑:chapter7参照)
クラスの児童は黙々と漢字練習をしています。そんな中、Michikoと小声で喋っているサツキに見入っていたカンタ、先生に本で叩かれてしまいます(笑)。そのあと周りにからかわれる中ではずかしいのを堪えつつ漢字練習を再開するカンタ、かわいい(2回目)。


余談ですが、カンタのノート、ページが落書きだらけですね。
これよくわかるなあ。あの、ノートの上のほうの数センチの余白が絶好の落書きスペースなんですよね(笑)。紙もったいないからここになんか書いとけよ!っていわんばかりの(笑)。


一息ついたサツキがふと窓の外に視線を外すと、校門の前に家にいるはずのおばあちゃんとメイの姿が。
先生の許可を得て、急いで2人のもとに向かいます。


おばあちゃんはサツキに"Dear, I'm sorry, but she demanded to be with her sister.(ごめんよお、おねえちゃんのとこ行くってきかねえもんだから)"とここに来た理由を説明。
それを聞いて、さつきは"Mai, you promised to be a good girl because Daddy was going to be at the university and wasn't going to be able to take care of you.(メイ、今日はお父さんが大学に行く日だから、おばあちゃん家でイイ子で待ってるって約束したじゃない)"とメイを叱ります。
あの、細かいことなんですけど、字幕ではこのセリフ、because以下が"〜Daddy's at the university and can't take care of you"だったんですよ。時制が違いますね。文の前にpromisedとあるので口に出したセリフ(前者の過去形になってるほう)が文法的に正しいと思います。字幕は字数制限があるから時制を変えて文字数を減らしたのかな?


話を戻して。
まだ授業もあるし、おばあちゃんも忙しいのに(メイの面倒をみてくれたのにも関わらず学校に来てしまって)と続けるサツキにおばあちゃんが"Our Mai has been a very good girl. Eh?(ずーっとイイ子にしてたんだよ、ねえ?)"とフォローをいれます。
しかしメイはサツキにしがみついて、声を出さずに泣き出してしまいました。仕方ないよね、お姉ちゃんもお父さんもいなくて淋しいもんね。自分も小さい頃、イトコの家に1人で泊まりに行ったものの、だんだん家が恋しくなってきて、結局夜遅くにおばさんに自分の家まで送り届けてもらったことを思い出しました。しみじみ。


メイをまた家に帰すのは無理だと判断したサツキは、申し訳なさそうな顔でおばあちゃんに"Well, I better ask permission for her to come inside.(おばあちゃん、先生に話してくる)"と。


せっかく途中まで書いたのに不注意で消してしまったため、続きはまた後日。


追記[3/15]
そして次の場面ではMichikoとサツキのあいだに座ってやたらニコニコしているメイ(笑)。
先生はクラスの児童に"Because her mother's going to be in the hospital, Satsuki will be taking care of her sister Mai.(さつきさんのお家は、お母さんが入院されていて大変なんです)"と説明。"Is it clear for everybody?(みなさん、仲良くできますね)"ときくと「はーい」という元気なお返事が(すばらしい)。しかし英語版では"Yes, ma'am."となんだかやる気なさげな声のトーンで返事(−△−)。
あとツッコミどころは自分的に2つあって、


①先生のセリフ、日本語版では「入院してる」って現在のことなのに、英語だと(近)未来になってる。なぜ?


②サツキの「先生に話してくる」、先生の「入院されていて大変なんです」と両方ともぼかしてますね。この2つのセリフ、英語版では"to come inside(学校の中に入れてもらえるように)""will be taking care of her sister(世話するようになる)"と具体的に述べてます。


これもやっぱり文字数か、それとも文化の違いか。


ここでツッコんどいたので、メイが描いたトトロの絵はスルーします(笑)。


学校が終わり、サツキとメイは一緒に下校します。
すると途中で雨が降り出します。2人は急いで走りますが、メイが転んでしまいます。顔が泥で汚れたメイ、色遣いがクマみたい(笑)。
とりあえず屋根付きのお地蔵様のもとでメイの顔を拭くことに。この時のメイの「メイ泣かないよ、えらい?」というセリフ、なぜか英語版では丸々カットでした。
お地蔵様に断ってから、しばらく雨宿りをします。
ここからが私的となりのトトロ内ベストシーンの1つです!!


カンタが傘を差しながら1人歩いていると、雨宿りしている2人を発見。傘を前方に傾けて自分の顔を隠しつつ(この時点で既にかわいい)、一度は2人の前を通り過ぎます。しかしすぐに早足で戻ってきて、「ン…」とぶっきらぼうに、でも絶対渡してやる気力全開で傘を差し出すんですよ!!で、サツキが「でも…」とためらってなかなか受け取らないから、傘をその場に置いて何も言わずにさっさと去っていくんですよ!!!素晴らしいシーンじゃないですかそうですよね!!(強制)
ただね、ここ英語版でサツキが「でも…」ではなく"Thanks."と即お礼言っちゃってるんです。それがちょっと残念。こんなとこにもレディーファーストの精神があるのだろうか。
まあ、そのあとのカンタの喜びかたinイングリッシュが面白かったから良しとします(偉そう)。だって水たまりを飛び越えながらHoooo!とか言っちゃってノリノリなんだもん(笑)。


ここまで読んで、私のウケるツボとか感動したりする基準がわからなくなった方、どうもすみません。自分でもテンションおかしいなとは思ってるけど気にしてません(- -)


サツキとメイが家に帰った後、お父さんを迎えに行くことにしたところでchapter10終了。