泉山真奈美の訳詩講座
- 作者: 泉山真奈美
- 出版社/メーカー: DHC
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
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読んでいて、もう著者の「言葉への執着心」にただただ感服するばかりでした。
英語に限らず、外国語を和訳する場合に一番必要なのは日本語力なんですね。やっぱり。
えっと、本のなかで「しっぽり」「お湿り」は分からなかった(あとで辞書引きました)けど、
「女三人で姦しい」は知ってました。ほっ。(安堵のため息)
それから、対訳や字幕翻訳をする人は、「言葉ではなく文化を訳している」と、
「完成した対訳は、ただの訳ではなくてもうそれは1つの作品だ」は、名言ですね。
私はあまり洋楽を頻繁に聞くほうではないのですが、
今度なにか洋楽のCDを手に入れたらその「もう1つの作品」を充分に味わいたいと思います。
直接は関係ないのですが、ラップに出てくるスラングについての章を読んで、
ちょっと思い出したことが。
私にはアメリカに引っ越した日本人の友達がいるのですが、
その子が向こうに着いてしばらくしてからくれた手紙に、親切にも「アメリカでよく耳にするスラングの表」が入ってました。
表といってもスラングが7つくらいかいてあるものですが。
それを見て、もちろん知らない単語ばかりだったので辞書引いてみたら、
なんだかあんまりよくない意味が次から次へと出てきてびっくりしたことがあります。
唯一いい意味なのがawesomeくらいかな。あれ、スペルこうだっけ?(自信ないなら書くなよ)