英語の発想・日本語の発想

英語の発想・日本語の発想 (NHKブックス)

英語の発想・日本語の発想 (NHKブックス)

読了。
外山さんといえば、国語の教科書の常連さんとしても名が知れ渡っている方ですね。
この本を手に取ったのは今回が初めてだったのに、
あ、この話どこかで読んだことがあるぞ、っていうのが多々ありました。
おおかた現代文の授業で扱ったんだろうな。
コトバの話が好きな私としては楽しく読めました。
なかでも、英語のことわざと日本語のことわざの違いはなるほどと思いましたね。


また関係ない話ですが、「ヒューマー」についての章を読んで、
こんなヒューマーを思い出した。
太平洋戦争のときに、政府が国民に倹約を呼びかけるために
「ぜいたくは敵だ」というスローガンを掲げたことは有名ですね。
街のあちこちにこれが書かれた看板が立てられたようですが、
このスローガンに一文字書き加えた
こんないたずら書きが絶えなかったようです。


「ぜいたくは敵だ」


本気で爆笑しました(笑)。