映画「初恋」

「初恋」をレイトショーでみてきた!!
3億円事件の犯人が女子高生って設定のやつ。
ちなみに私が三億円事件を初めて知ったのは金田一少年の事件簿の蝋人形城殺人事件ででした。
この映画観ていろいろ思うところあったけど
もうこんな時間なので寝なければ。
サッカーの試合は見る予定なし(^^;)
でも寝る前に「初恋」を見た!ってことを書いておきたかったんよ。
これから寝るぞ。


なんなんだこの日記。


追記[7/5]


「初恋」、全体的に淡々と物語が進んでいった感じでしたね。
でもみすずがあの事件を実行に移した場面を観てるときは心臓バクバクいってました。


正直、60年代の社会(学生運動とか)について私はよく知らないので、もう少しその辺の知識があったら岸とかみすずの心情に入り込めたかな、と自分に残念になりました。
彼らはお金を得るために現金輸送車を狙った訳ではないんですよね。
いつもなあなあで、文句は言うくせにきっぱりと逆らったりしない自分にとって、彼らは観ててすごく刺激的でした。
それと、奪った三億円に今まで一切手をつけてないっていうのは知らなかった。


不謹慎ですが、この三億円事件はこれからも真相が明らかになることはないだろうし、それでいいのかな、なんて思います。
謎は謎のままであったほうが。
また金田一からの引用で、確かその蝋人形城殺人事件の犯人(とその恋人)が「完成された犯罪は芸術だ」てな意味合いのセリフがありましたよね。
あと、うちが一時期ハマっていた高遠は自称犯罪芸術家でした。
私は卑劣な犯罪とかは絶対許せないし、
日々流れるいやなニュースには憤りが隠せなくて気持ちが暗くなるし、
自分に無関係なことはこの世にそんなにないと思ってるのでそれらのニュースの全ては人事だと思ってないし、
いくらこの事件で誰も怪我しなかったとしても(しかも奪われた三億円には保険が掛けられていたためボーナスは普通に支払われた)、
犯罪はよくないことにはかわりないんですよ。
でも、もしも高遠たちがいう、「芸術的な犯罪」がこの世にあるとしたら、
それは間違いないなくこの事件なんだろうな、と思います。