伊坂幸太郎書店2009年度版


が仙台ロフトのジュンク堂書店に並んでいました。
5度目かな。
これまでの伊坂書店はこちら↓↓

2008年度版
2007年度版
2006年度版
2005年度版


2009年度版ラインナップはこちら↓↓

・『フリアとシナリオライター』マリオ バルガス=リョサ国書刊行会
・『ロコモーション』朝倉かすみ(光文社)
・『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』白石一文講談社
・『人を殺すとはどういうことか』美達大和(新潮社)
・『ハーモニー』伊藤計劃早川書房
・『十四歳の情景』斉藤真琴(講談社
・『滴り落ちる時計たちの波紋』平野啓一郎(文集文庫)
・『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ(早川書房
・『還るべき場所』笹本稜平(文藝春秋
・『宮本から君へ』新井英樹中央公論新社
・『殺しのパレード』ローレンスブロック(二見文庫)
・『転生夢現莫言中央公論新社
・『中二階』ニコルソン・ベイカー白水社
・『アルファベットパズラーズ』大山誠一郎東京創元社
・『戦争の法』佐藤亜紀(ブッキング)


伊坂さん相変わらず『中二階』お好きですね。
あらかじめ、じゃばら方式。



『ハーモニー』伊藤計劃早川書房)についての伊坂さんのコメント。



病が消え、「健康体」であることを管理される恐ろしい社会で、可愛らしくも勇ましい女の子が冒険をする。
時折、挿入されるプログラム文(HTMLタグのようなもの)に作為的なものを感じてしまい、違和感があったのだけれど、
最後に“その意味”が分かると、あまりの切なさ
(虚しさというべきでしょうか)に
胸が締め付けられました。
こんな素晴らしい才能の作家が三十代の若さで亡くなったなんて、
悲しくて仕方がありません。



私はこの本を読んだことがないのですが、
「健康体」であることを管理されるってどういうことなんだろう?想像がつかない。
健康なのはいいことだと思うのだけれど。



伊藤計劃さんは今年の3月にお亡くなりになったそうです。
昨日はマイケル・ジャクソンさんの悲報が全世界を駆け巡りましたね。
亡くなった人が遺したものに触れられる、悲しくもあり幸せなこと。