夜のピクニック

夜のピクニック

夜のピクニック

読了。
すごくおもしろかった。
ページをめくる手が止まらなかった。
読み終わるのがもったいなかった。



毎年恒例の歩行祭にて繰り広げられたお話。
なかなか物語くさいとこもあったものの、彼らのピクニックを見るのは楽しかったです。
高見光一郎にはかなりウケました(笑)。



「みんなで、夜歩く。ただそれだけなのにね。
どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。」


高校生の、あの頃にしかない、特有の空気。
周りがただ暗くなったというだけで、どことなく昼の世界とは異なってみえる。
自分が高校生の時に読んでたらもっと印象深い本になったかもしれないけど、
少しは余韻が残っている大学生のいまに読んでもとってもよかったです。