桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ


読了。


高校生にとっては(中学生にもか)なかなか衝撃的なセリフがタイトルのこの本。



ずいぶん固有名詞がでてるのにちょっと戸惑った。




読んでるうち、
真っ白なキャンバスのくだりとか、
ああこの本を高校生の時に読みたかったな、ってちらっと思ったけど
(※物理的に不可能)
後から、ああ、いま読んでも充分良かった、と思った。




社会人2年目のひなせ。
高校や大学の時のような有り余った時間や、奔放さはないけれど、
自分で自分のやりたいことができる経済力とか、
あの頃は持てあますしかなかった気持ちを
実行に移せるちからがいまはあるのかも、しれない。

と、気がついた。



神様を自分の中に持てる。
自分自身をうまいことコントロールできる。



ようになった、かもしれない。
あの頃よりは。




映画やってる涼也は本当にまぶしかったなー。


あえて桐島メインにしなかったところが新鮮だった。