英語のいいところ

今日もバイト先に中国人が来ました。
中国人に限らず、うちのお店に外国の方が来るのは別に珍しいことではないのですが、
中国語を勉強している私は何かきっかけをつかんでそのお客さんに中国語で話し掛けたい!と
あつかましくそしてはた迷惑な望みを常に持っているのです(笑)。


でも、たいていの場合、中国語ではなく英語でオーダーを言ってくれるんですよね。
何か問い合わせるときも英語。
中国語で呼び止められたことはまずないです。


何でかってゆうとそれは、そのお客さんが日本で中国語を話せる人は少ないって分かってるからなんですよね。
自分が日本にいて日本語を話せないとき、店員に中国語で話し掛けるより英語で話し掛けた方が、伝わる確率が高いってことが当たり前の事実になってるんですよ実際。
世界でも学校で英語を勉強することはかなりポピュラーなこと。
中国では学校で英語習ってるし、日本でももちろんそう。
第2言語として英語を使ってる国も多いし。


でね、中国人と日本人が英語で話をするっていうのはおもしろいんですよ。
お互いが母語じゃない言語を使って会話するんですから。
例えばアメリカ人と日本人が英語を使って話をしたら、
ネイティブであるアメリカ人の方が有利になってしまうんです。当然英語がうまいのはアメリカ人な訳だし。
でも中国人と日本人が英語で話すときは対等な立場になれるんですよね。
その現象というか状況がおもしろい。


私は今まで英語の勉強をしてきたし、これからもずっと続けていくつもりであるものの、
前にもどこかで書いたように英語そのものはあまり好きではないんです。
英語を勉強してて1番楽しいときは新しい表現を見つけたときなのですが、
それは「日本語にはない表現や視点」であるものなので、常に日本語の表現や視点と比べているからです。
私の母語は日本語で、1番好きな言語も日本語で、
日本語を中心に私の日々や勉強も進んでいくのです。

それを私は強く意識している。


話がそれましたが、英語のいいところは世界の人々を繋げることができるところなのです。
強引な言い方をすると、日本だろうがアメリカだろうがスペインだろうがイタリアだろうがイギリスだろうがどこの国であっても英語を使ってみればその国の人とコミュニケーションできるかもしれない。
英語でメッセージを発信すれば、より多くの人の目にとまるかもしれない。
「英語は世界語」というつもりはありませんが、英語が普及して地位を得ている今、英語にすごい可能性があることは否定できないと思います。


まあそんなわけで、お客さんが中国語で話しかけてくれないのも致し方ないのだと自分に言い聞かせています。ほんとはちょっとさみしいけどね(爆)。


ちなみに私の中国語能力は、だいたい中検4級くらいです。
わかりやすくいうと、英検4〜5級くらい。
一般的な中学生の英語能力ほどしかないのです(爆)。
まあ去年から中国語の勉強始めたからそんなもんです。